世界で、もっとも歴史があり、かつ希少な日本産淡水パール。
このブログでも、霞ヶ浦パールとして、何度かご紹介させてきましたが、お世話になっているメイコウパールさんの真珠は、「新利根川真珠」と呼ぶ方が正確なのかもしれません。
過酷な冬を乗り越えたご褒美のような素晴らしい天気の中、今年も、行って来ました温泉真珠貝の故郷(霞ヶ浦)へ。
今回、浜上げしていただいた真珠です。綺麗な真珠が沢山取れました。
取れたてほやほや真珠は、同行していただいた元クラスメイト(CGJ,FGA)に職人様からプレゼントです。
現在、日本で淡水真珠の養殖をしている人は、本当に少なく、数人しかいません。日本発祥の真珠文化が日本からなくなってしまいそうになる中、懸命に技術と歴史を守ろうとしている人たちがいます。
現在、市場に出回っている淡水真珠の99パーセント以上が外国産の真珠となっています。
日本産の淡水真珠は、実は、とてつもなく希少なのです。
さらに、市場に出回っている真珠のほとんどが処理されています。
ワックスのよるコーティングや、薬品で脱色したり、酸化鉄で黒くしたり、放射線で色を変えたりもしています。
この新利根川パールは、正真正銘、無処理の宝石です。
無処理であることの証明、極端に希少な産地の真珠であることの証明を専門家(宝石学者FGAや、宝石鑑別のプロフェッショナルであるCGJ)が行うことで、新たに鉱物的価値も見出されるんじゃないかという夢が生まれました。
それにしても、今回の真珠は綺麗でした。うらやましい。
ちなみに、この新利根川出身のイケチョウガイたちが、駒の湯山荘の温泉池に住んでいます。
最後に、、、
この真珠
私が育てました
↑職人さまです。